
ヒペリカム『ココバンブー』(Hypericum 'Coco Bamboo')
ヒペリカム『ココバンブー』(Hypericum 'Coco Bamboo')
科目:オトギリソウ科(Hypericaceae)
学名:Hypericum androsaemum 'Coco Bamboo'(園芸品種)
英名:St. John’s Wort 'Coco Bamboo'
原産地:ヨーロッパ、西アジア(品種育成はオランダ)
開花時期:6月〜8月(観賞の中心は果実期:7月〜10月)
切り花の出回り時期:6月〜12月(特に秋の流通が多い)
花言葉:きらめき、悲しみは続かない、陽気
特徴:『ココバンブー』は、ヒペリカムの「ココシリーズ」に属する切り花用品種で、くすんだグリーンとベージュの中間のような落ち着いたトーンの実が特徴です。小ぶりの丸い実が整然と並び、アンティークな印象を持ちます。草丈は50〜70cm程度で、繊細ながらもアクセントになる枝ぶりをしています。
飾り方:シックなカラーリングのため、ニュアンスカラーのバラ、ユーカリ、カスミソウなどと合わせると上品で柔らかな雰囲気になります。くすみ系の花器や、アイアン・ウッド系の質感と組み合わせるとナチュラルモダンな印象に仕上がります。
用途:秋のアレンジメント、ウェディングブーケ、ナチュラルスタイルのギフト花材として最適です。トーンを抑えた実ものとして、季節感や深みを加える役割を果たします。
備考:ヒペリカムは比較的水揚げが良好で日持ちも良い実もの花材ですが、湿気が多いと実がしぼむことがあるため、風通しのよい環境で管理してください。実に水がかからないようにするのが長持ちのコツです。