沖縄シャガ（Okinawa Shaga）
沖縄シャガ（Okinawa Shaga）
科目：アヤメ科（Iridaceae）
学名：Iris japonica（変種または地方名：沖縄シャガ）
英名：Fringed Iris / Crested Iris
原産地：中国原産、日本（本州〜沖縄）に自生
開花時期：春（3月〜5月）
切り花の出回り時期：4月〜5月（主に地元出荷が中心）
花言葉：反抗、友人が多い、決心
特徴：沖縄シャガは、アヤメ科の常緑多年草「シャガ」の地域呼称で、特に沖縄県内に自生または栽培されている品種・変種を指します。細長くしなやかな葉と、淡紫〜白色の花弁が特徴で、花弁の縁にはフリンジ状の切れ込みがあります。草丈は40〜60cm程度で、涼やかで野趣あふれる印象を与えます。
飾り方：和風のアレンジや一輪挿しに向いています。落ち着いた陶器製の花器や、竹筒風の花入れと合わせると趣が引き立ちます。他の野草系の花材（ナデシコ、アジサイ、ワレモコウなど）との組み合わせもおすすめです。
用途：茶花や和室でのインテリア、地域の春の装花、行事花（旧暦行事）としても用いられます。飾ることで涼感や自然の趣を感じさせることができます。
備考：花の命が短く（1輪の開花は1日程度）、次々に咲き進むタイプです。水揚げは水切りで対応し、葉を多めに残すと形が保ちやすくなります。湿度が高い環境を好むため、霧吹きなども効果的です。
