
マリーサイモン(Marie Simon)
マリーサイモン(Marie Simon)
※分類上はカリフォルニアライラック(セアノサス属)ではなく、スピラエア(シモツケ)属の品種です。名称の混同に注意が必要です。
科目:バラ科(Rosaceae)
学名:Spiraea x bumalda 'Marie Simon'
英名:Spiraea 'Marie Simon'
原産地:ヨーロッパ(園芸品種として育成)
開花時期:夏(6月〜8月)
切り花の出回り時期:6月〜9月
花言葉:努力、無駄なことはない、純真
特徴:『マリーサイモン』は、スピラエア属の園芸品種で、細かく分岐した枝先に淡いピンクの小花をふわりと咲かせる軽やかな印象の花材です。花穂はやや円錐形で柔らかく、アンティークピンク〜灰みがかったピンクの色調が特徴的。草丈は60〜90cmほどで、切り花としてはエアリーな質感を加える素材として扱われます。
飾り方:ふんわりとした質感を生かして、グリーン系やスモークツリー、アストランティアなどとの組み合わせに適します。白やグレージュ系の花器と合わせると、ナチュラルで洗練された雰囲気に仕上がります。
用途:夏のブーケ、スモーキー系のアレンジ、アンティーク調のインテリアにおすすめ。軽やかさと動きを出す花材として、フラワーデザインの奥行きを演出できます。
備考:切り口は斜めにカットして「水切り」が基本。花穂に水がかかると花傷みが早まるため、飾る際は花部を乾いた状態に保つのが望ましいです。日持ちは5〜7日程度。